おはようカルチャーと勝手な青春劇についての楽しい軽い考察の回
24.ぼくのりりっくのぼうよみ 『Be Noble』
☆2
一言言わせてくれ〜!!
全然水攻めじゃないじゃん!!!
ナタリーの宣伝文句に誘われてみたけど思ったのと違った。。
確かに水攻めらしいカットはよかったし、映像の重ね方もよかったです(星空のとことか)
情報の氾濫と水をかけてるならもっとできたのでは?
シンプルすぎる
25.go!go!vanillas 『おはようカルチャー』
☆2
原始の森から平野へ抜け光を伴って文明ができる
そこで歌うことで文化、カルチャーができる
おはようカルチャーというタイトルには合っているMVのよう
ただ歌詞を見ると、近代社会に疲れた人達に向けて
さぁ乱れて
と声をかけるこれは反近代の歌なのでは?と思わせる箇所が多々ある
嫌なことさえ詰め込んでいくよ
と
頭を空にして叫ぼう
の相反した歌詞は理解しがたいが
嫌いも愛も合わさって生きていく
酸いも甘いも噛み分けながらさぁ
というところと組み合わせると
非近代、非合理的な新しいカルチャーを作ろうと言っているように思われる
いわゆるスローライフな
だとしたら近代啓蒙の象徴でもある光をふんだんに使うのはいかがなものなのだろうか、、
もちろん光源がなければ
映像がそもそも撮れないけれど
てかドラムの方変わったのかと思ったら髪切っただけなのね
近所の兄ちゃんに似てる
26.ゲスの極み乙女。 『勝手な青春劇』
☆4
覗き、視線を意識させるMVはもちろん不倫とか文春と一連の事件についてなんだろうなあと当たり前ですが
それを踏まえて歌詞も考察してみたけど、全部書くのは面倒なのでほんとに冒頭少しだけ
駅前で恋して暮らしてた
駅前という公の場で恋してた
公に恋をして暮らしていた
やましいこともしくは人目を気にせずに恋をして暮らしていた僕は過去なのである
これだけで視線の話がされてるんだなあとわかる
MVでは覗かれる対象は同じ動きを繰り返しする
それと対照的にゲス達は覗かれても演奏が続く
もはや彼らは覗かれる対象ではなくなった
視線のしがらみから解放されたかのよう
そして最後に覗きの対象達は
カーテンコールのようにお辞儀をする
まるで今までのが全て芝居だったかのように
歌詞の
あれもこれもみなきっと作り話だって
とリンクするみたい
惑わされるなと川谷は歌っている
不倫事件が実はどうだったかなんてどうでもいいが
確かに僕も惑わされるなと言いたいね
なんだか久々にゲスを聞いて
確かに踊り重視っぽかったメジャー時代からよりインディーズ時代に戻ってきた気はしなくもないけど
昔はもっと元気だったよなあとさみしくなった